長野店スタッフブログ

ジュエリーの在り方2

まだ暑い日が続くようですね。
すっかり秋かと思っていた体が勘違いをしています。

皆さんは風邪などひかれてないですか?
日中は熱中症の心配もあるようですが、
夜は冷え込みますのでお気をつけ下さい。

本日、出勤して本店 竹花のブログを見て
う〜ん、優しい気持ちになれました。
今日一日が優しくスタートできそうだ!

「母」というキーワード。僕も少し考えさせられます。

僕がこの仕事をしていて初めて気が付いた事。
母はジュエリーが好きだった?!
この仕事をしていなければ母がジュエリー好きで
ジュエリーボックスの中に幾つかのジュエリーを持っていることすら
知らないままだったと思います。

最近の金相場の高騰で、もう使わないジュエリーを処分したい
というので一緒に選びました。
自分で言い出した事なのに、明らかにデザインが古くて
もう使わないはずのジュエリーに躊躇するんです。

たぶん、その時の思い出や購入した意味を思い出してるんだなあ。

「そうだね、売らないほうがいいよ、売る事はいつでもできるから。」
そう言うと、満足そうに笑ってました。

母は店のイベントにもよく足を運んでくれます。
理由は見たことの無いすばらしいジュエリーの鑑賞か、
僕のためか。

好きだから購入もしばしばですが、母だけしか知らない
ジュエリーを持つ意味。
それは形だけではなく、きっと大切な気持ちがそこにあるのでしょうね。

僕が人の道を踏み外しかけていた22歳の誕生日に
人生で初めて、母から手紙が届きました。

それから僕の誕生日は
僕のための日ではなく
僕を産んでくれた、母が頑張ってくれた日に変わりました。
特別何をするわけではないのですが、その日は心から感謝する日です。

母が出来上がりを楽しみにオーダーしたリングが届きました。

001

18金のピンクゴールド、ルビー、サファイア、ダイヤをあしらった
王冠デザインのリングです。

「かわいいデザイン過ぎて年甲斐もないかなあ?」
「いいんじゃないの?欲しいんでしょ?」

本当はプレゼントできればいいのですが・・・
今できる親孝行、一緒に楽しみを共有する事ぐらいです。