本日から3日間は真珠祭♪
今日は昨日ご紹介した
当店のあこや真珠3兄弟の詳しい情報を!
まずはこちらから。
A 花珠真珠(はなだま)
今はどのお店でも用意されていて
すっかり知名度も高くなった真珠の代表格ですね。
真珠は主に
1.巻き厚 2.テリ(輝き) 3.色 4.傷 5.形
という5つで品質を評価されています。
この花珠は過去には最高品質と言えましたが
花珠という言葉がひとり歩きしてしまい
我々も実際に自分の目で確認しないと難しくなってきました。
花珠と紹介されて「え???」と
目を疑う真珠もあります。
色はやさしいピンクで調色されています。
先ほどの5つの品質評価がバランス良く
高得点というところでしょうか。
続きましてこちら。
B 無調色花珠真珠(むちょうしょくはなだま)
上の花珠はピンクに調色されていましたが
こちらはナチュラルカラーでして
色はまったく加えておらず、より白く見えます。
この無調色も残念ながらいろいろなものが市場に出てきています。
無調色=調色を施していない
を言っているだけですので
「え???」と思う無調色にたまに遭遇します。
当店では無調色で花珠!をご用意していますが
さらに我々の目で見て本当に美しいかどうか
で判断しています。
非常にクリアな色合い。
他の真珠と比べてより白く見えるのが特徴です。
当然5つの品質評価はバランス良く
高得点ですが
特に色の評価は最高得点でしょう。
最後にこちらを。
C 遊子産真珠(ゆすさん)
昭和53年頃からそれまで有名だった産地三重に変わって
真珠生産高・生産額1位になったのが愛媛です。
遊子というのは地名で
愛媛県宇和島市の西海岸に位置します。
この遊子の海は海流・漁場の質に恵まれ
真珠が育つのにとても良い環境が整っています。
最近の真珠の養殖期間は約10ヶ月ですが
遊子では約2年という時間をかけます。
そのおかげで真珠はとても立派な巻き厚になり
その分真珠で一番大切なテリ(輝き)も増します。
当店でご用意している遊子産真珠は花珠ではありません。
が、ご予算はそんなにかけられないけど
真珠に大切なテリと巻き厚は良いものを
とお考えの方には最適です。
微小の傷・えくぼがあり
形は若干(ほぼわかりません)真円ではないのですが
我々が見てやっとわかるレベルです。
当然、遊子産無調色花珠はかなりの品質でかなりの高値です。
さてさて、今日から3日間は
我々もお客様と一緒に
真珠選びに悩んでみましょう。
吉田でした。