上田本店スタッフブログ

念珠の意味

みなさまこんにちは!

今日は迎え盆ですね。

地域によってお盆のしきたりは様々のようですが、

どのご家庭でもご先祖様に向けて手を合わせることが多くなるかとおもいます。

 

タイトルにしました念珠ですが、

法事だけでなくお彼岸などのお墓参り、もちろん日頃ご先祖様に手を合わせるときなど

意外と使う機会はあるものです。

念珠といっても素材や形はたくさんありますが、

正式な念珠は108の珠で作られています。

これは煩悩の数を指しています。それぞれが煩悩を司る仏様で人間のあらゆる煩悩を念珠が

引き受けてくれるといわれています。

今でこそ略式の念珠が一般的になっていますが、意味を考えると

正式な念珠を持つ価値はありますね。

 

その中でも珊瑚は昔から「魔除け」「お守り」として使われていました。

なので珊瑚の念珠は法要の時だけでなく、普段からバッグの中に入れて持ち歩いても良いのです。

そして念珠は本来使ったひとの未練や想いがこもるため、それを断ち切るために一代限りのものとされていますが、

珊瑚の念珠は深い海の塩水で清められているので

譲っていくことができるのです。

そのため「ゆずり念珠」ともいわれています。

 

念珠の歴史は長くありますが、法要のお道具としてだけでなく、

大切なお守りとして選びたいものですね。

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